こんにちは。BCJスタッフのUと申します。
3月から就職活動が本格的にスタートしましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で企業の採用活動が延期や中止が多くなり、皆さんの不安も大きくなるばかりなのではないでしょうか。
私も9年前のちょうどこの時期、就職活動をしていました。説明会・選考会のピークを迎えようとしていたとき、3月11日の東日本大震災が発生。東京にいたとはいえ、未曾有の大事態で日常生活とかけ離れた異様な雰囲気。そして、世は自粛モード。就職においては企業の内定取り消し、採用活動の延期・中止・縮小が相次いで、将来にとても不安な日々を過ごしていたのを覚えています。被災者を多く出した東日本大震災と、現在起こっている新型コロナウイルス感染の拡大とは事態が大きく異なりますが、当時の私と同じように、多くのみなさんが就活や将来への不安を感じているのではないかと思います。
そんなイレギュラーな事態を同じように過ごし乗り越えた先輩の一人として、
そして、学生の皆さんの就職活動を応援する社会人の一人として、少なからず参考になればと思い、当時の自分を振り返りながら、皆さんへ就職活動のアドバイスを送ります。
以下、ブログ調になってしまうことをお許しください。
就活をしていた大学3年生当時を思い返すと、就活の進め方が本当に下手だったなぁとしみじみ感じます。当時の自分にアドバイスを送るのならば、
① 社会はとても広い!選択肢を広げよう!
② 自分が取り組んでいたことに自信を持って!
③ 失敗なんて当たり前!場数を踏むことが大切!
④ 自分は自分というマインドを持とう!
この4つのメッセージに限ると思います。
今、就職活動に苦戦している学生はもちろん、訳が分からず就活をしている方、投げやりに就活をしてしまっている方は特に私からの4つのアドバイスを受け取ってほしいと思います。
なぜ、そう考えたのか。当日の自分を思い返しても、よく分かりません(笑)
ファッション業界へは、洋服がすきだったのと、当時アルバイトをしていたカフェでの接客経験からファッション販売に興味を持っていました。それ以外は、自分が楽しそうだなと思った業界・企業を受けてみようと、そんな風に適当に考えながら就職活動をしていました。今思い返せば、まったく「業界・企業研究」をしていなかったなあ。。いかに「業界・企業研究」が大事なことなのかを当時の自分に強く言いたいです・・・(笑)
「業界・企業研究」をせず、自分が生きてきた小さな範囲の中で、将来への選択肢を決めてしまったお陰で、働く世界をとても狭く捉えて就活をしていたと感じています。業界・業種というのは本当に様々で、知れば知るほど、自分の価値観や人生の選択肢が広がるので、将来への可能性も夢もぐーんと広げることができるんです。だから、インターンシップの参加はとても有効。1Dayなどの気軽に参加できるものも多くなっているので、絶対に参加してみたほうがよいと思います。
こうした「業界・企業研究」していくことで、自分が働いている姿を想像できる企業に出会えたり、知らなかった業界に興味を持ったり、興味を持っていた業界を更に好きになったり、自然と自分の将来のことを想像することができるはず。こうした知識の幅を広げると、自然と将来が楽しみに感じられて、就活も楽しくなると思います。
非常に長々と語ってしまいましたが、要は「どんな状況でもポジティブに捉え自分らしく」ということなんです。大変な事態の中の就職活動はとても大変なこと。しかし、決して自分一人、自分だけが抱えている不安ではありません。困難があったとしても、そして、わたしの様に就活に大苦戦していたとしても、何年後かには、こうして社会人として一生懸命働いていて、学生に向けて堂々と当時の自分の就活について語ることができているのです。失敗や困難にぶつかること、落ち込むことは当然あると思います。そんな壁も乗り越えれば明るい未来は必ずあります。私たちが、経験談を語ることやアドバイスが送ることによって少しでも就活生の皆さんの悩みや不安が解消されますように・・・BCJのコンテンツ『応援メッセージリレー』と題して、ファッション業界で活躍する先輩方にアドバイスの“バトン”をつないでいきます!
以上、『応援メッセージリレー』のまえがきでした。次回からファッション業界で活躍する先輩方にインタビューをしていきながら、就活生の皆さんにメッセージを送っていただきます!
次回のバトン走者をお楽しみに!